淋病ってどんな病気?
淋病は、性感染症の中で代表的な病気の一つです。感染ルートは、性交によるものがほとんどですが、そのほかにお風呂や便器からもまれに感染することがあります。男性が発症すると、膿の発生や激しい痛み、女性の場合は無症状がほとんどです。
治療することなく、しばらく放置することで、不妊症や子宮外妊娠の原因になることがあります。
淋病の症状
男性の症状
- 排尿時に激しく痛む
- 尿道にかゆみや発熱、不快な感じがする
- 尿道から粘着質の黄色い膿
- 頻繁に尿意を催す
- 精巣上体が腫れる
- ペニスの開口部分が赤く腫れている
- 進行すると尿意が頻繁に催したり、排尿が困難になる、排尿の終わりに出血が見られる
※オーラルセックスやキスなどによって口へ感染する可能性があります
女性の症状
- 排尿時に痛む
- 尿意を頻繁に催すようになり、残尿感を感じることがある
- 黄緑色のおりものや、悪臭を伴うおりものが増える
- 下腹部に痛みが出たり、発熱を伴う
- 自覚症状がほとんどない
淋病の治療方法
淋病には潜伏期間があり、その期間は2~7日程度です。発症すると、尿道のかゆみや、排尿時の痛みなどの症状があります。
尿道からは、粘着質の膿状の分泌物が出たりもします。進行することで、分泌物に黄色い膿が混ざり、尿が出にくくなったり、血が出ることもあります。